- ネーミング造語の考え方 優れたネーミング造語を考えるための基礎知識:その3 ネーミング造語の手法1
優れたネーミング造語を考えるための基礎知識:その3
ネーミング造語の手法1
ネーミングには“感性の鋭さ”が必要だとよく言われますが、“感性”というのは実際に体験して、自分の心で感じて初めて理解できるもので、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という“五感”という道具を使って自分の心で感じとらなければ理解できないものです。
たとえば私たちは一般に“あ行”の音からは“強さや積極性”を、“や行”の音からは“上品さ”を、“さ行”の音からは“爽やかさ”を感じたりするように50音にはそれぞれに音の持つイメージというものがあります。
ネーミングの長者番付で1位になった人の作品には破裂音や濁音が多く使われていると言われていますが、破裂音や濁音からは強烈なイメージを受けますね。
また文字列をパッと見た時の印象もいろいろで、縦書きの漢字からは“伝統的なもの”を、横書きの漢字からは“重厚さ”を、さらにカタカナからは“斬新的なものを”を、英数字からは“知的さやクールさ”を、そして記号やギリシャ文字からは“未知の世界”を想像させるような何かを感じます。
このように人間の“感性”というものは共通している部分も多いために、ある程度まで科学することが可能です。
ところで、言葉が伝えるイメージや雰囲気は視覚や聴覚を通じて人の感性に伝わります。
したがってネーミング造語を考案する際には、まず言葉を加工して新たな言葉を造り上げ、次にその新たに誕生した言葉を視覚的かつ聴覚的に分析してよりインパクトの強い優れたネーミング造語に仕上げて行くという方法がとられています。
つまり、並べ替えたり組み合わせたりしてできた時点でのネーミング造語はまだ平面的なものに過ぎませんが、それを視覚的、聴覚的見地からも手を加えることによって造語は立体的なものとなり、人の感性をより強く刺激することのできるインパクトの強い言葉に成長するのです。
また、ネーミング造語を考えるための手法も現在ではかなり体系化されてきており、他人が造って商標登録しているネーミングを真似たり、偶然であっても真似たのではないかと疑われる可能性の高いものは使うことができませんが、体系化された手法を学んで活用することに関しては侵害とはみなされていません。
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ネーミング造語の考え方は、ネーミングについて解説しています。
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